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デルファイ法と問題分析の技法

将来を予測したり,散らばった意見をまとめたり,問題の原因を探ったりするための技法です。 午前Ⅰと ITストラテジストの午前Ⅱで,説明を読んで技法の名前を選ぶ問題が繰り返し出ています。 「何をするための技法か」を1行で言えるようにしておけば解けます。

デルファイ法

デルファイ法は,複数の専門家にアンケートを行い,その結果をまとめて回答者に返し,もう一度アンケートする,を繰り返して, ばらばらだった予測を収束させる方法です。 ほかの技法では答えが得られにくい,科学技術の進歩のような遠い将来の予測に使われます。 専門家どうしを直接議論させないので,声の大きい人や肩書きに意見が引っ張られにくいのが特徴です。

目的別の技法

目的技法ひとことで
意見を出す・まとめるブレーンストーミング批判をせずに,自由にたくさんのアイディアを出す
親和図法(KJ 法)出てきた事実やアイディアを,似たもの同士でグループにまとめる(収束技法)
原因を探るパレート図要因を件数の多い順に並べ,上位の少数の要因が大半を占めることを示す。重点を決めるのに使う
特性要因図結果(特性)とそれに影響する要因を,魚の骨の形に整理する
連関図要因が複雑に絡み合っているとき,原因と結果,目的と手段の関係を矢印でつないで因果関係を明らかにする
解決策を考えるワークデザイン法現実にとらわれずに理想のシステムを想定し,理想との比較から現状の問題点と改善案を考える
TRIZ特許の分析から生まれた,矛盾を創造的に解決するための思考法
クラスタ分析法観測データを類似性によっていくつかの群に分け,その特徴を分析する

試験での問われ方

当サイトが収録している午前の問題のうち,デルファイ法・親和図・特性要因図などの語が出てくるのは34問です。 午前Ⅰと ITストラテジストの午前Ⅱがほとんどです。型ごとに数えると次のとおりです。

出題された過去問(34問)

リンク先の年度ページで,問題と解説を読めます。

午前Ⅰ(高度試験 共通)(15問)
  • 令和5年度 秋期 問29発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に…
  • 令和4年度 秋期 問29引き出された多くの事実やアイディアを,類似するものでグルーピングしていく収束技法はどれか。
  • 平成31年度 春期 問29発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に…
  • 平成30年度 秋期 問26観測データを類似性によって集団や群に分類し,その特徴となる要因を分析する手法はどれか。
  • 平成30年度 春期 問27現在の動向から未来を予測したり,システム分析に使用したりする手法であり,専門的知識や経験を有する…
  • 平成29年度 秋期 問29予測手法の一つであるデルファイ法の説明はどれか。
  • 平成29年度 春期 問27他の技法では答えが得られにくい,未来予測のような問題に多く用いられ,(1)〜(3)の手順に従って…
  • 平成27年度 秋期 問27現在の動向から未来を予測したり,システム分析に使用したりする手法であり,専門的知識や経験を有する…
  • 平成26年度 秋期 問29分析対象としている問題に数多くの要因が関係し,それらが相互に絡み合っているとき,原因と結果,目的…
  • 平成25年度 秋期 問25現在の動向から未来を予測したり,システム分析に使用したりする手法であり,専門的知識や経験を有する…
  • 平成25年度 春期 問18プロジェクトで発生している品質問題を解決するために,図を作成して原因の傾向を分析したところ,発生…
  • 平成24年度 秋期 問29親和図の特徴はどれか。
  • 平成23年度 秋期 問26現在の動向から未来を予測したり,システム分析に使用したりする手法であり,専門的知識や経験を有する…
  • 平成22年度 秋期 問26観測データを類似性によって集団や群に分類し,その特徴となる要因を分析する手法はどれか。
  • 平成21年度 秋期 問26デルファイ法を説明したものはどれか。
ITストラテジスト 午前Ⅱ(14問)
  • 令和6年度 春期 問19親和図の特徴はどれか。
  • 令和4年度 春期 問19問題解決に当たって,現実にとらわれることなく理想的なシステムを想定した上で,次に,理想との比較か…
  • 令和3年度 春期 問19将来の科学技術の進歩の予測などについて,専門家などに対するアンケートを実施し,その結果をその都度…
  • 令和3年度 春期 問21利用者とシステム運用担当者によるブレーンストーミングを行って,利用者の操作に起因する PC での…
  • 令和元年度 秋期 問19予測手法の一つであるデルファイ法の説明はどれか。
  • 平成30年度 秋期 問20問題解決に当たって,現実にとらわれることなく理想的なシステムを想定した上で,次に,理想との比較か…
  • 平成29年度 秋期 問21利用者とシステム運用担当者によるブレーンストーミングを行って,利用者の操作に起因する PC での…
  • 平成28年度 秋期 問15特許を分析して生まれた問題解決技法であり,問題(矛盾)を創造的・発明的に解決するための弁証法的な…
  • 平成27年度 秋期 問8観測データを類似性によって集団や群に分類し,その特徴となる要因を分析する手法はどれか。
  • 平成25年度 秋期 問11観測データを類似性によって集団や群に分類し,その特徴となる要因を分析する手法はどれか。
  • 平成25年度 秋期 問18特許を分析して生まれた問題解決技法であり,問題(矛盾)を創造的・発明的に解決するための弁証法的な…
  • 平成24年度 秋期 問13将来の科学技術の進歩の予測などについて,専門家などに対するアンケートを実施し,その結果をその都度…
  • 平成23年度 秋期 問17特許を分析して生まれた問題解決技法であり,問題(矛盾)を創造的・発明的に解決するための弁証法的な…
  • 平成22年度 秋期 問22システム運用中に発生している各種トラブルの減少を図るための対策を立案している。トラブルを誘発する…
ITサービスマネージャ 午前Ⅱ(2問)
  • 令和3年度 春期 問18PMBOK ガイド 第 6 版によれば,プロジェクト・スコープ・マネジメントにおける“要求事項の…
  • 平成26年度 秋期 問18プロジェクトのリスクを,デルファイ法を利用して抽出しているものはどれか。
プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ(2問)
  • 平成30年度 春期 問13プロジェクトで発生している品質問題を解決するに当たって,図を作成して原因の傾向を分析したところ,…
  • 平成28年度 春期 問13プロジェクトのリスクを,デルファイ法を利用して抽出しているものはどれか。
ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ(1問)
  • 平成24年度 秋期 問24通信プロトコルの記述などに使用される表記法であり,事象の発生と,そのときの状態に応じたシステムの…

関連する用語

投資評価(NPV・IRR・ROI)