システムアーキテクト試験(SA)は,情報処理技術者試験のうち高度試験に区分される試験です。 このページでは,試験の形式と,当サイトが収録している15年度分・375問をまとめます。
どんな試験か
IPA は対象者像を「高度IT人材として確立した専門分野をもち,ITストラテジストによる提案を受けて, 情報システムを利用したシステムの開発に必要となる要件を定義し,それを実現するための アーキテクチャを設計し,開発を主導する者」と定めています。
「何を作るか」を決めたあと,「どう作るか」を形にする立場の試験です。 要件定義から設計,テスト,移行までが範囲に入り, 業務系のシステムだけでなく組込みシステムも出題されます。 ITストラテジストの次,プロジェクトマネージャの隣,という位置づけで覚えると整理しやすいはずです。
収録した問題では,図の書き方(UML やユースケース)そのものを問う出題は多くありません。 設計の手順と,その段階で何を決めるのかが問われます。
試験の形式(2026年度から CBT 方式になります)
2026年度(令和8年度)から,応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験は CBT 方式での実施に移ります。あわせて科目の呼び名も変わります。
| 科目 | 試験時間 | 出題数・解答数 |
|---|---|---|
| 科目A-1(午前Ⅰ) | 50分 | 30問 |
| 科目A-2(午前Ⅱ) | 40分 | 25問 |
| 科目B-1(午後Ⅰ) | 90分 | 3問出題・2問解答 |
| 科目B-2(午後Ⅱ) | 120分 | 2問出題・1問解答 |
括弧の中はこれまでの呼び名です。出題形式は,科目A-1・科目A-2 が多肢選択式(四肢択一),科目B-1 が記述式, 科目B-2 が論述式です。 出題形式・出題数・試験時間は変わりません。変わるのは実施の方式と呼び名だけです。 システムアーキテクト試験は,2026年度は前期試験(2026年11月頃)での実施が予定されています。
当サイトが収録しているのは呼び名が変わる前の過去問なので,画面では「午前Ⅱ」と表記しています。 科目A-2 は40分25問で中身が変わらないため,そのまま対策に使えます。
午前Ⅱの基準点は100点満点中60点,25問なので15問の正解にあたります。
出典:IPA「システムアーキテクト試験」, IPA「応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験におけるCBT方式での実施について」, IPA「試験要綱・シラバスについて」
解き方の目安
- まず1年度を通しで解く。25問を40分で解く感覚をつかむのが先です。
- 次に間違えた問題だけを復習する。 この区分は業務系と組込み系が混ざるので, どちらで落としているかが分かると手の打ちようがあります。
- 仕上げは複数年度からのランダム出題。 年度別だと並び順で覚えてしまうので,順番を崩して確かめます。
収録している年度
年度を選ぶと,その回の問題文・正解・解説をまとめて読めます(各回25問)。
令和2年度がないのは,収録し忘れではありません。 令和2年度は春期試験が新型コロナウイルス感染症拡大防止のため取りやめられ, 代わりに実施された令和2年度10月試験の対象は6区分で, システムアーキテクト試験は含まれていませんでした。 なお令和3年度からは,秋期ではなく春期の実施に変わっています。