情報処理安全確保支援士試験(SC)は,情報処理技術者試験と同じ日程で実施される国家試験で, 合格すると「情報処理安全確保支援士」の登録資格が得られます。 このページでは,試験の形式と,当サイトが収録している15年度分・375問をまとめます。
どんな試験か
IPA は対象者像を「サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における 安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し,また,サイバーセキュリティ対策の 調査・分析・評価を行い,その結果に基づき必要な指導・助言を行う者」と定めています。
ほかの高度試験と違い,年2回受けられるのがこの区分の特徴です。 2026年度も前期・後期の両方での実施が予定されています。 なお平成28年度秋期までは情報セキュリティスペシャリスト試験という名前でした (略号はどちらも SC)。 午前Ⅱは暗号と認証を軸に,攻撃の手口と防ぎ方,運用でのログの扱いまでが出ます。
収録した問題を見ると,攻撃の名前を問う問題より,仕組みを問う問題のほうが多いです。 公開鍵と共通鍵の使い分け,証明書が何を保証しているのかを説明できるようにしておくと, 知らない攻撃名が出ても選択肢を絞れます。
試験の形式(2026年度から CBT 方式になります)
2026年度(令和8年度)から,応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験は CBT 方式での実施に移ります。あわせて科目の呼び名も変わります。
| 科目 | 試験時間 | 出題数・解答数 |
|---|---|---|
| 科目A-1(午前Ⅰ) | 50分 | 30問 |
| 科目A-2(午前Ⅱ) | 40分 | 25問 |
| 科目B(午後) | 150分 | 4問出題・2問解答 |
出題形式は,科目A-1・科目A-2 が多肢選択式(四肢択一),科目B が記述式で, 出題数・試験時間とあわせて変わりません。 この区分だけ科目B が1つで,ほかの高度試験のように 科目B-1・科目B-2 に分かれていません。
当サイトが収録しているのは呼び名が変わる前の過去問なので,画面では「午前Ⅱ」と表記しています。 科目A-2 は40分25問で中身が変わらないため,そのまま対策に使えます。
午前Ⅱの基準点は100点満点中60点,25問なので15問の正解にあたります。
出典:IPA「情報処理安全確保支援士試験」, IPA「応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験におけるCBT方式での実施について」, IPA「試験要綱・シラバスについて」
解き方の目安
- まず1年度を通しで解く。25問を40分で解く感覚をつかむのが先です。
- 次に間違えた問題だけを復習する。 セキュリティは用語が似ていて紛れやすいので, 間違えたものを並べると取り違えの癖が見えます。
- 仕上げは複数年度からのランダム出題。 年に2回ある区分なので,次の受験までの間隔が短いことも多いはずです。 短期間で回すなら,年度別より混ぜて解くほうが効率がよくなります。
収録している年度
年度を選ぶと,その回の問題文・正解・解説をまとめて読めます(各回25問)。
収録している年度のうち,平成21年度から平成28年度までは 「情報セキュリティスペシャリスト試験」として実施されたものです。 IPA によれば同試験は平成21年度春期から平成28年度秋期まで実施され,略号は SC でした。 平成29年度からの情報処理安全確保支援士試験も略号は SC です。 年度ごとのページには,その当時の試験名を出しています。
この区分は年2回実施されますが,当サイトが収録しているのは各年度1回分なので, 1年度につき1つだけ並びます。